最近は気分転換に切り花を飾ることが増えました。
今回は年始ということもあり、松と南天に合わせて、お正月らしい葉牡丹を。
小ぶりなものであっても、四季を感じられるというのは気持ちが良いものです。
本当は大きな枝ものをどーんと飾ってみたいけれど、邪魔になっては本末転倒。
今の暮らしには、これくらいの方が気楽に楽しめます。
なかでもLyngby Porcelainのタンブラーはサイズ感がよく、勝手もいい。
ざっくばらんに挿してもバランスがとりやすい上に、スモークの色みが万能なので、年間を通して重宝しています。
元々はコップな訳ですが、マウスブローで作られたシンプルなフォルムは、
水を入れた時の光の受け方が艶やかで、花瓶としても相性抜群です。
挿すものは一度に3種類くらいあると華やかですが、お花選びにはちょっと悩むことも。
そんな時は、「自分で好きな2本を選び、最後の1本はおすすめを選んでもらう」という方法を楽しんでいます。
プロが入ることで調和がとれる上に、自分好みになりつつも新たな発見や新鮮さがあるので、また違った面白さがあります。
ついつい「綺麗に活けなきゃ、常にお手入れしなきゃ」と完璧を目指したくなりますが、
まずは自分が楽しむことを前提に、適度に大雑把に気ままに。
自宅で見栄を張ってもしょうがないので、丁寧さと大雑把さを行き来しながら、
その時その時の〝ちょうどいい〟暮らし方を今年も楽しんでいければなぁと思っています。